2歳児の見立て遊びで感じたこと
これ、何に見えますか?
半円柱のつみき2つを重ねただけですが、息子はとっても楽しそう。
何してるのかなー?とよく観察すると
ビービー
と鳴いています。
そうか!
だったんですね。
改めて確認すると、積み木2つが羽根みたいに見えるなぁ。
今年の夏、外遊びに行くと、必ず聞こえたのが、セミの鳴き声でした。
ビービー
と、息子は何度も真似をしていました。
そして、家に帰りながらセミの死骸を見たり、「これがセミだよ」と図鑑で確認したり、そんなことを繰り返しながら、セミを覚えていったんだろうなぁ。
生活体験が、積み木の見立て遊びにつながっているんだなぁ、としみじみ。
続いて、ちょっとずらしたら、また違う生き物に変わったようで。
何に見えますか?
息子は
ワオーン
と言っています。
この積み木、息子には、オオカミに見えたみたい。
改めて
茶色いカエデ材の方が顔、薄いブナ材の方が足、のようです。なんだか、言われてみれば、オオカミに見えてきたぞ。
今年の夏、外遊びに出ると、必ず出会ったのが、オオカミでした。
…
そんなわけないですよね。
では、オオカミがなぜ出てきたか、というと
絵本体験が大きい。
『おおかみと七ひきのこやぎ』
『さんびきのこぶた』
オオカミが出てくる物語を何度も読み聞かせしました。
また、息子はNHKの『ダーウィンがきた』にハマっているのですが、そのオオカミ特集を何度も何度もリピート。
オオカミのイメージは、強く残っていたようです。
こちらも、絵本や生活の体験が、見立て遊びにつながっていってるんだなぁ、としみじみ。
多分、大人の自分が、半円柱の積み木を渡されても、セミやオオカミは生み出せなかったろうなぁ。
2歳児の豊かな発想に、すごいなぁ!と思った今日でした。